Elements

空気感を、つくるもの

elements of
sustainable architecture

建物を構成する要素

  • 1断熱材:ROCKWOOL

    1973年にデンマークに創設したROCKWOOL社はヨーロッパ諸国他に20以上の工場を有しています。日本ではまだほとんど利用されていないROCKWOOL社の断熱材は、天然資源である岩石から作られる建材。
    ヨーロッパで最も厳しい安全基準を充し、人に優しく環境に負荷が少ないということから環境先進国である北欧では約130年前から使用されてきました。ROCKWOOL断熱材は高密度の繊維を固定し、「動かない空気」で満たすことで熱の移動を防ぎ、高い断熱性能を発揮。その他にもさまざまな機能が評価されており、寒さの厳しい北欧の国々では、スタンダードな住宅断熱材として、ビルや工場の産業用断熱材・保温材・防音材としても使用されています。

  • 2窓:木製トリプルガラスサッシ

    熱のロスが最も大きい窓には、木製のトリプルガラスサッシを採用。アルミサッシの約1200分の1の熱伝導率で、暑さ寒さをしっかりブロック。
    木はアルミサッシの1000倍、そして日本でも断熱基準の見直しにともなって、最近よく聞くようになってきた樹脂製サッシの200倍の断熱性能を有しています。
    また北欧ではトリプルガラスがスタンダード基準になります。シングルガラスは法律で禁止されていますし、ペアガラスでさえ、既にあまり見かけません。建物の断熱性能、快適な温度環境を考えるとトリプルガラスはもはや当たり前の選択となリます。木製、そしてトリプルガラスにより結露もなく建物が腐朽することもありません。
    Juuriのデザインする建物で特徴的な窓が多いのは、大きな窓をつけても、高い断熱性能をキープできるからです。
    すべてオーダーメイドとなり、多角形・円形など、形状や大きさは1ミリ単位でお客様のご希望の窓を製作・輸入します。

  • 3空調:除湿型放射冷暖房・
    パネルヒーター

    放射熱と自然対流により、空間全体の自然な温度変化と安定した涼しさ・暖かさをつくり出す、PS-HRC(除湿型放射冷暖房)・パネルヒーターを冷暖房として採用することで、顔が熱くて足元が寒いということも無く、お家のどこに居ても一定な室温を保ち、快適な温度環境を実現します。
    予防医療や健康の観点からも注目を集めるPS-HRC(除湿型放射冷暖房)・パネルヒーターは、エアコンのように不快な風を作りださないので病気の原因となるカビやダニが発生せず、静かで心地よい身体に優しい空気環境を作りだします。

  • 4換気:熱交換式換気システム

    断熱性と気密性を高めると高性能な魔法瓶のような建物が出来上がる反面、密閉された魔法瓶の中で暮らすことをイメージすると、空気がよどみ、なんだか息苦しい。そこで快適な室内にする上で大切なのは、換気(空調設計)です。
    ただ外気をそのまま室内に入れてしまうと折角の断熱性能が台無しになります。そこで室内の温度環境を出来るだけ変えずに換気することが可能な熱交換式の換気システムを採用しています。屋外に排出する汚れた空気から熱のみを回収し、その熱を再利用することで、新鮮な外気を室温に近づけて室内に給気することができます。
    このシステムによりほぼ温度を変えることなく24時間新鮮な空気を室内に取り込んでくれます。それはまさに家が自然な呼吸をしているかのよう。
    高性能なフィルターによって、外から給気する際に花粉・ホコリ・ダニ・PM2.5・排気ガスといった有害物質はすべてフィルタリング。喘息持ちの方やハウスダスト・花粉などのアレルギーをお持ちの方にとっても、快適な空調環境を実現します。

Juuri Inc.
1372-6 Oiwake, Karuizawa-machi,
Kitasaku-gun, Nagano 389-0115, Japan
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